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仕上げ

仕上げ工程で「磨きをおこなうのか、おこなわないか」は、
作業者の拘りの出る部分です。

おこなう派は「鏡面仕上げ」等、塗り肌では表現し難い
仕上げを好みます。
おこなわない派は、そもそも「磨き」行為は塗装工程で、
狙った塗装肌を塗れない故誤魔化し行為である、
また、磨きをおこなう事で「傷」を付ける事を嫌う等
挙げられます。

では、どちらが正解か?

作業者自身の拘りですので、
私にはどちらが正解か述べることは出来ませんが、
少なくとも、私は「磨き派」です。

しかし、補修ペイント(一部ペイント)の場合、
他の部品の塗装肌に合わすのが、
一番だと思います。
「肌造り」には高度な技術と経験が必要です。

ですが、磨いた塗装肌を好まれる方々が、
殆どですので、弊社では基本的に
磨き仕上げを致します。

私の思う最上級の磨きは、
高級4輪車等ではなく、
天体望遠鏡の反射鏡です。

大型の反射鏡にもなると
年単位で磨きあげます。

弊社では、同様の仕上げを行なう気持ちで、
作業を行っています。

こちら
仕上げ_e0085968_022412.jpg

このタンクの写りこみです。
仕上げ_e0085968_049128.jpg

各社の選りすぐりの数種類のコンパウンドを使用し、
磨き上げています。

某有名量販店様
4ミニパラダイス出展車両のタンクです。

黒単色では御座いません。

お客様ご要望の技法を施してあります。
ご覧頂ける機会が御座いましたら、
是非、その深みを味わって下さい。
by os_design | 2006-07-20 00:36 | ペイントについて

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