仕上げ
2006年 07月 20日
作業者の拘りの出る部分です。
おこなう派は「鏡面仕上げ」等、塗り肌では表現し難い
仕上げを好みます。
おこなわない派は、そもそも「磨き」行為は塗装工程で、
狙った塗装肌を塗れない故誤魔化し行為である、
また、磨きをおこなう事で「傷」を付ける事を嫌う等
挙げられます。
では、どちらが正解か?
作業者自身の拘りですので、
私にはどちらが正解か述べることは出来ませんが、
少なくとも、私は「磨き派」です。
しかし、補修ペイント(一部ペイント)の場合、
他の部品の塗装肌に合わすのが、
一番だと思います。
「肌造り」には高度な技術と経験が必要です。
ですが、磨いた塗装肌を好まれる方々が、
殆どですので、弊社では基本的に
磨き仕上げを致します。
私の思う最上級の磨きは、
高級4輪車等ではなく、
天体望遠鏡の反射鏡です。
大型の反射鏡にもなると
年単位で磨きあげます。
弊社では、同様の仕上げを行なう気持ちで、
作業を行っています。
こちら
このタンクの写りこみです。
各社の選りすぐりの数種類のコンパウンドを使用し、
磨き上げています。
某有名量販店様
4ミニパラダイス出展車両のタンクです。
黒単色では御座いません。
お客様ご要望の技法を施してあります。
ご覧頂ける機会が御座いましたら、
是非、その深みを味わって下さい。