広島県 K様 ZEPHER1100

広島県 K様よりゼファー1100のオールペイントのご依頼承りました。
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ZEP11ノーマルラインでは無くZ1・2イメージパターンです。



パターンは、私の感じるZの玉虫ラインイメージ、Low&Longをテーマに。
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ノーマルパターンはさておき、元々は形状の異なるタンクの形状を生かしたパターンを当てはめますので、微妙なさじ加減に毎回苦労するところです。



特に上部2本ラインは見る角度で極端に曲率が高くならないように。
狙いのライン・雰囲気を得ようと思うと、捨てなければならないラインが出てきたり、取捨選択の繰り返しで決めていきます。
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今回、ラインは基本お任せ頂きました。その場合、過去のラインにアレンジを加えて引きますので、ワンオフラインになります。
仕上げはストリートフィニッシュです。
塗装肌落とし無しです。






シート側、ラインの納め。
ご要望により上部2本の白ラインは、タイガーラインで納め方はオリジナルです。
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ここは「Z」の場合、金ラインの後ろ端が下側は曲線になっていたりするのですが、それはZ(プレスタンク)は丸いから似合うのであるというのが私の解釈です。
ゼファーの場合「角」で納めた方が私はカッコイイと思いますので、このように。




サイドカバーはいつもの定番割れを修復+補強。
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尚、割れ修復ですが、後々修復箇所がうっすら表面に現れる事が御座います。
その解消の為、常時作業の見直しを図っていますが、出るときは出るというジレンマ。特にミラーフィニッシュの場合、塗装肌の乱反射が無い分、解り易くなります。また、塗装のワキも同様で、未だ根本的な解消には至っておりません。クリヤを本来塗料メーカーが設計している膜厚以上に付けますので、材料の使い方としてはイレギュラーなのです。
心配な方は、ウチなら大丈夫というノウハウの有る業者様へご依頼をお勧めします。

今年、久し振りにクリヤを変えました。9年ぶりくらいかな?簡単には3:1の配合のクリヤから2:1のクリヤに変更しました。中吹きから仕上げまで全て同じクリヤを使用しています。
過去、様々なクリヤをテストしてきましたが、普段使いのクリヤと比べデメリットの方が目立ち、採用を躊躇していましたが、今回はおおよそ満足行く品と出会えました。


更に話しがそれますが、今回採用したクリヤの謳い文句。

超高外観・ワキ・モドリが発生し難く、耐スリ傷性能に優る。自己治癒性にも優れ小さなスリ傷は回復します。という事でしたので、テストしてみました。

まず、ワキのテスト。販社さんでは大丈夫でしたが、ウチでの高膜厚テストでは、沸きは発生しました。
そこはやはり時間を掛けるしか対策は無さそう。ですが時間を掛けたからといって無くなるとは思えません。


そして、自己治癒能力テスト。
数年前に日産のエクストレイルで市販車初採用されたスクラッチガード・シールドみたいなクリヤかな?とテスト。
#3000#2000#1500と研磨痕を付けました。
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J君ごめんなさい(^^;作業合間のシールドホルダーを作業合間にテストに使わせて頂きました。



予め販社さんにその性能を伺っていました。
どのような条件で傷が治癒するのか不明でしたが、スクラッチ云々始め、そのような品はお湯を掛けると直ちに回復します・するというので、約80℃のお湯をかけました。
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販社さんの言う通り(笑)
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お湯では特に回復もせず。
決してそのメーカーさんを否定している訳でありません。メーカーさんは様々なテストをした結果そのように謳っておられますので、何かしらの条件が必要なのでしょう。私もその性能はあくまで付加価値であればいいな、くらいでしたので。
完成後はこれまでよりも確かに感じるくらい硬いです。耐スリ傷性能も向上しました。ミラーフィニッシュは大変ですが(苦笑)




閑話休題

コスト重視でとのご依頼です。
こちらフロントフェンダです。
普段は内側のスタビライザーはリベットを飛ばして取り外しますが、取り付けたままで。
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このような所の積み重ねでコスト削減しています。




テールカウル
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ラインは内側へ巻き込まず、プレスラインまで
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シートを外した際、こちらの方がスッキリ見えるかな?と



そのまま伸ばすと左右が繋がるこのパターン。
毎回このラインを引いていて思うのです。左右繋がるパターンを、あえてセンターをカットしておしまいにするというこちら。当時のバイクパターンの発明レベルじゃないか?と。Zは私と同い年ですので、発売当時・またそれ以前の事はリアルで知る由も無いのですが、、。
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代理依頼のゼファーです。
オーナーは既に走り出されているかと思います!
これからも末永くゼファーと共に豊かなバイクライフを過ごされますように!
ご依頼誠にありがとうございます。
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by os_design | 2015-10-14 10:37 | 作業・完成品

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