FRPカウルが割れちゃったら

日増しに暖かくなるのは嬉しいのですが、鼻・目には辛い時期ですね、、花粉症の皆様。
私もここ数日酷くなる一方で、久し振りに鼻うがい容器も奥から取り出し大活躍中です。

鼻に塗る花粉吸着剤って効くのかな?試してみたいけど、試すには私には高級品、、(笑)

なんとか頑張って行きましょう~。


さて、FRPカウルの再塗装・使用品の再塗装の場合、
「ゲルコートが割れてるハズです。どうしましょうか?。そのままでも形にはなりますが
後々厄介で修正がお勧めですがコストも必要です」等と御説明させて頂きますが、
一見、綺麗に見える皆様のカウル類「そんな事言って高く取るつもりじゃないか?」
と穿った見方をされた方もいらっしゃるかも知れません。
割れは表面に表れているだけでなく、塗装膜の下で隠れている場合もありますので厄介です。

ですので、今日はその御説明です!


こちら、転倒によるダメージを受けたシートカウル
e0085968_637899.jpg


このようにハッキリした割れは解り易いのですが、
e0085968_6371823.jpg


厄介なのが、このような塗装が割れたような傷。
e0085968_6373138.jpg

このような割れ方をしている箇所は大抵塗装の下のゲルコートが割れています。
修正作業には簡易的には割れ部分を削ってパテですが、FRPやゲルコートを張り込み塗り込み
修正したいところです。


このシートカウルは後部全面割れが発生してしまっています。
下は作業中のシート上面です。
e0085968_735287.jpg



表面の割れは裏側まで届いていませんので、裏側へのダメージは無いです。
が、削り込むと割れが目視出来ます。
e0085968_785667.jpg

白い線状の部分がそれです。表面からは微細な線でも裏側を削ってみると白い線が出てきて
割れを確認出来たりします。この後白い線を辿って削り込むと全面に及ぶ割れが確認出来ました。
裏は割れてないので表から削って修正すれば良いと思われるかも知れません。
私もそれがベストだと思います。ですがその分手間も掛かります。
今回のこちらはレース用としてコスト重視ゲル割れ基本無視での作業中です。
極力パテでの造形作業を減らしてコストを下げるため裏側から作業しています。


アンダーカウルは未塗装です。
e0085968_7165147.jpg


未塗装ゆえ割れの確認も容易です。
e0085968_7214328.jpg


このような取り付け部の割れは定番ですね。
e0085968_7245187.jpg

確認頂きたい箇所は、割れの先・足の長さです。
塗装に隠れていない分、意外と伸びている割れが多い事を確認出来ます。

反対側です。
e0085968_7283328.jpg



e0085968_7284111.jpg



e0085968_7285583.jpg



e0085968_729537.jpg



このような割れ修正は、見た目原型留めており瞬間接着剤でも流し込めば、、と思われる方も
いらっしゃるかも?ですが、もちろん、そのような対処で持つ訳がなく、
割れは全て削り込みFRPで張り込み修正・研磨・造形・・と手間隙必要です。
また、右に転倒したら左にも応力は掛かりますし、左右確認した方が良いです。

レーサー等でしたら、表面が割れていた所で形を留めており、浅い割れならその上からの塗装隠されます
ので、このような割れ傷はそのまま未修正で宜しいかと思います。

街乗り車でしたら、新品を購入された方が安上がりで後々安心です。(割れは塗装で一時的に隠れたとしても
、後々表面に現れます)


最近、VFR750R(RC30)のお問い合わせが増えた気がします。
RC30やCB1100R等、純正カウルがFRP製の場合、年式古く上記の割れが確実に広い範囲で広がって
おります。上記のような微細な割れから解り易い割れまで全て修正するならば、、、、
形の綺麗な外品の新品売ってないでしょうか、、(^^;
綺麗にするなら外品への抵抗があるかも知れませんが、新品が良いです!


最後は脱線しましたが、割れは意外と広がっております。
ちょっと軽く転倒したからこの箇所だけ早く安く綺麗に、は無理なのをご理解頂ければと思います。
また、新品状態に綺麗にするにも数十時間・相当な手間隙が必要なのも承知頂ければと思います。
[PR]
by os_design | 2012-03-22 06:49 | 作業・完成品

日曜・イベント日休                  


by os_design