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ZRX1100・1200のオールペイント

ZRX1100・1200シリーズの要注意点。

テールカウルの「溝」

塗膜が厚くなると、溝が埋まります。

この溝はカウル取り外しの際に必要な「逃げ」ですので、完全に固定し一体化してしまうと取り付けの際に難儀します。

ですので、塗膜が厚くなりそうな場合は、予想される膜厚に応じ予め「溝」を拡げます。



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更に、大抵ZRXは左右のカウルとテール中央のカウルの段差が目立ちますので、削り込んで高さを合わせます。

ZRX1100・1200のオールペイント_e0085968_22411246.jpg



実際に車体に取り付けた際にはシートレールの歪みや取り付けネジ位置によりその段差は変化しますが、
だとしてもノーマルの段差「大」より雰囲気の良さを演出出来るかと思います。

4輪でいうトコロの「パネルのチリ合わせ」です。
チリの精度と車両の価格・塗装の価格は比例していますね。


4輪程じゃないにせよ、バイクも折角高いお金を出してペイントするなら4輪同様拘りたいトコロだと考えています。



皆様、同じ車両で同じ色でも、纏うオーラ・雰囲気はかなり異なってくる事はご存知かと思います。

それらは、単に鏡面で綺麗・パターンが派手でカッコイイだけでなく、
このような地味な作業も多大に影響している事をご理解して頂ければと思います。



追伸
「難儀」って単語、関西の方言のイメージが強いようですがそうでは無いみたいですね。(笑)
by os_design | 2010-03-16 22:38 | 作業・完成品

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