長野県 S様 Arai GP6S
2017年 06月 15日
これまで使っておられたヘルメットと同じパターンで白ベース、とのご依頼です。
以前塗装された店が、ヘルメットは塗装していない≒営業していない!?という事で弊社に。
今回、想像以上に困難を極めました。
再現するに当り、実に多くの悩ましい問題が有りました。
左右の違い、パターンの流れ、、、シンプルが故に調整しきれない多くの問題、、。
パターンは中央のメッキ部分が解り易いです。
台形部分です。
形、大きさ、全てが異なります。
上がって下がって上がって、、、。
これまでの繰り返しになりますが、同業者様には性善説で見ています。
多くの制約の中からこのようにされたと考えます。
いつもの様にそれらを修正しつつ、辻褄を合わせ、、左右も合わせて実作業を進めると、パターン自体が全く別モノになるという事態、私にとっては事件でした(苦笑)。実は、元のパターンは自由曲線のファイアパターンとも言えるモノで、それを直線で再現するのは多くの無理が有るという事件、、。帽体の形状差などは取るに足らないくらいの困難でした。
もしかして、昔のア〇イヘルメットに感じた「アレ!?左右の形自体が違う!?」という事も思い出しながら、結果精緻に辻褄を追う事を辞め、いい塩梅に納めるように。
元々が何方かのアレンジ・流用パターンだとお伺いしていましたので、そちらも参考にすれば良かったと今更ながら。
左右同じに見えるでしょ!?実は違うんです。
写真では判りにくいですが、ラメ等を用いて煌びやかにしました。
勉強になりました。
勉強は続きますね、、、終わりが見えない(苦笑)
ご依頼誠に有難う御座います!
今後ともどうぞ宜しくご贔屓の程宜しくお願い申し上げます。
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