天は二物を与えず

個人的なエール


先日、久し振りに学生時代の後輩が尋ねて来てくれました。
手先が器用でセンスも良く、丁度無職だという時期には仕事を手伝って貰っていました。もう8年も9年も前。いや、手伝って貰うというよりも、暇だったら自分のヘルメットなどウチで塗装してたらいいよ、毎日何もする事なかったら辛いでしょ。でもちょっとした事だけ手伝って、という事で。横目にみながら趣味塗装レベルから仕事のレベルまで技能向上してくれたら、一緒に働くか外注さんになって欲しいと思っていた彼。

今年、近畿トライアル選手権(NB)でシリーズチャンプを獲得できました。と嬉しい報告。

丁度一年くらい前に「来年は一念発起し本気でトライアルします」と伺ってはいました。後述しますがシリーズ戦を戦うとは思ってもおらず、驚くと同時に我が身のように嬉しく思いました。

昔々、ミニバイクですが速さと勝つ事のみ求めていた時期が私にも10代後半に有りました。
結局、夢破れた、、とはカッコ付けた言い方で、結果は残らず逃げ出したのです。
自分よりも速いライダーを数えられるようになった頃、その中にまだ出会う前の彼も居ました。他のライダーよりも、追う背中は才能を見せ付けるような走りで深く印象に残っていました。
後に私の母校に入学し、所属していたバイクサークルにも入ってきて、後輩として出会い、彼のバイクライフなどを横目にする機会が増えると、益々羨ましい才能を感じるものの、継続しない。
ロード(NK4)時代には、当時辛口だと耳にしていた元ヤマハワークス上○真一選手に目を留めてもらったものの、結果や昇格などを残す前に去り、オフも弟と一緒に走っていたものの、弟はIBに昇格するも本人は無し。ミニはまるち全国大会で表彰台には立った(ハズ)も制覇は無し。
ズバリ言うと、継続する才能が足りないんですよね、天は二物を与えず。ですのでシリーズを戦っていたとは思いもよりませんでした。
今までシリーズ戦を戦った事が無いまま既に40歳越え。思う所があるのでしょう。今回ばかりは本気で継続してやるとの思いで挑んだのが今年だと。
私と同じ収入ランクの人生ハードモードですので(何かと痛いほど良く分かる、、苦笑)、その都合から出来る事として、子供の頃自転車でも嗜んでいたトライアルを選び参戦。
他の二輪競技と比べお金も掛からず(かけず)、技能と頭で勝負を挑めると踏んでの参戦、15年落ちの車両!でタイヤは年間1セット!それで無事タイトル獲得出来たと聞いた時は、ほんと我が身の事のように嬉しく思いました。

ようやくタイトル獲れましたね。
おめでとう!

昨今、ロードのトレーニングでトライアルも始める方が増えて来てますね。トライアルライダーの話しを伺う機会は今まで皆無でした。ミニからロードにオフも国際ライセンス等はないものの、それぞれ経験してきた身から他競技に通じる「何か」は無いかと伺った所、「そういえばロードのライダーが増えてますね。トレーニングになるのかな?、、う~ん、、無いと思うのですが、、」

質問を変えてみました。

仮に私が今からロードレースするなら、オフトレでリアにトラクションを掛ける練習から始めたい。

「じゃぁ、俺もそうなのだけど、例えば特にストップandゴーのコーナー進入で、前ばかりに頼って実質一輪車走行になってしまう事、少し前の言い方では「後ろを引っ掛ける」ような走りが出来ないんだけど。オフ始めトライアルなんてトラクションの加え方が大事だと思うんだけど、どう?通じるものないかな?」との問いには

「ん~!?、一輪車走行、、、一輪車走行、、前だけで走る感覚、それが解らないです」

今思い起こすと、17歳で見掛けた時からそれが出来ていやがった(嫉妬)。
何の参考にもならない(笑)。

また、「例えば今のミニってハンドルコジるって聞くけど、昔から曲げられないのでハンドルをコジてたんだけど、、コジてた?」
「ん~~、、昔から意識してコジた事ないですね。フリーです」
基本中の基本が身に付いているのでしょう(嫉妬)。

そもそも、何かと意識せず出来てた方の話しは参考にならないw

ただ、トライアルで何を一番大事にしてトレーニング始め取り組んでいる?との問いには「重心センターを常に意識してます。次にバイクの動きに身体を遅らせない」「そうか、身体を遅らせない事は重心センターを意識する事と同義かもしれないね?」
センターか、、なるほど、勉強になりました。


また、「運要素」がトライアルに他と比べて強いよう。
今年は運も良かったようす。

報告受けてからリザルト見ましたが、ロードでいう「NGK杯」でNBランキング2位の方が入賞してIBに特昇の権利得ています。彼は圏外。最後の最後は運から見放されたというか、お天道様が継続能力を与えようとしているみたい。

来年もモチベーション保ち頑張って~!

個人的なエールでした。



昔は若者がバイクもレースもカッコいいとの風潮から、様々な才能を持つ方が興味を持ってくれてましたね。漠然とした将来への夢も見れました。

夏頃かな?通勤途中に見掛けたスクーターに乗ってた若者。
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真ん中に座り素敵な勢いで走っていましたが、ハイエースで眺め続けられる程度の速度。危なっかしいものの上手。はらむ事なく、がっちりトラクション掛けて曲がっていました。レースなんて知らないし興味ないんだろうな~、速くなれそうなのに。



では~






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by os_design | 2016-11-30 12:48 | Diary