最終戦ラッシュ
2016年 11月 11日
そうか、もう11月。年末という言葉にまだイマイチ「ピン」と来ませんが、
もう今年も残り一ヵ月半。そういえば、今年年初に立てた目標は達成できたかな、、
目標って何にしたっけ!?。まだ一ヵ月半あるので思い出します(笑)。
TakeUP 田村選手 SHOEI X-14
今年の全日本選手権岡山ラウンド用にペイントのご依頼承りました。
極力シンプルに。
口元にはファーステストを願い、岡山のコースに一番通過の軌跡を。
極力にシンプルにする理由の一つ。
破損時の補修の簡便さ。
傷は広範囲に及びますが、クリヤ層の傷が大半です。
「色」を極力傷付けず、痛んだクリヤ層を削ってはクリヤを塗装して、、を繰り返して均した所。
これから「色」の補修に入りますが、このように下地を作って、
極力狭い面積の塗装で済むように。
尚、最初はフチゴム外しますが、補修は付けたままで外しません。
勿論、外した方が仕上がりは綺麗ですし、外したい所です。
しかし、フチゴムの取り外し・取り付けも、数分数十分で出来れば外しますが、
それだけで数時間掛かりコスト増に繋がりますので行っていません。
希望あれば外します。
補修完成しました。
白パールは全面、蛍光赤に黒、シルバーレインボー他、部分的に塗装を行いました。
傷付き前提のレース使用ヘルメットは、極力シンプルな方が良いと思います。
無償サポートは行っておりませんが、レース用ヘルメットは極力安価にしています。
正直、利益は殆ど有りません。それでも承るのは人生をレースに掛けたようなライダーが好きですし、
そんなライダーが走るレースが好きだからです。
ですが、世間の相場よりも高価だと思います。
それは、綺麗にし過ぎるからなのですが、もうこれ以上クオリティを下げるのは
ちょっと無理です。
余談ですが、余所で塗装されたヘルメットを所有される方から、
同じパターン同じ値段で出来ますか!?との相談を頂く事が有り大抵折り合わないのですが、
理由に2パターン有ります。
余りにも凝ったパターン且つ精緻な仕上げをされていて値段が合わないパターン①
その真逆で激安価格(~5万円)に合わすにしてもそこまで目を瞑れないというパターン②。
①の方は、結局従業員さんなりの薄給に繋がっていないか!?と
同業者として心配になります。数字を合わせられる経営者なら問題無いんでしょうが、、。
今週末は岡山選手権の田村選手。
今回も、同ランク以上の全日本ライダーが出ない限り、オッズ「1・0」ですが、
岡山選手権は勝つためでは無く、課題を見つけるため参戦されてます。
良い課題を発見し・良いデータが取れますように~!
こちら、ガレージ414 光元選手 Arai RX7RR5
外れた部品の取り付けのご依頼です。
傷も付き、古くもなったのでレース用としては引退させるヘルメット。
とはいえ、綺麗な方がいいですね。
この程度の傷はクリヤ層のみで、磨けば大半は綺麗になります。
筑波TOTにも参戦すると伺っていましたので、万が一の予備としても使えるように。
マスキングします。
磨き上げました。
深い傷は僅かに残るものの、綺麗になりました。
TOT前に、参戦予定のH2を大破し、修復するならもう一台と、
なんとも潔く気持ちの良いお方(笑)。
話し伺ってると、ほんとH2でサーキットは大変そう。大破の原因もアレだし(苦笑)。
サーキットで欧州のスーパーカーとGTR走らせたら、GTR方が速いんだけど、
浪漫はスーパーカーだよね。って感じと同じ立ち位置ですよね?H2って。
でも、H2Rは実質サーキットしか走れないマシン。
各国の法規上等でこうするしか無かったのでしょうが、
H2Rが公道OKだったら更に浪漫が増すのにな、、。
筑波TOT入賞おめでとうございます!(で良いのかな!?)
こちら、トライアンフデイトナ675 レースカウル。
ゼッケン部分の塗装がガムテープで捲れたので、補修ついでに赤ゼッケンから白ゼッケンに。
単に白ゼッケンスペース作っただけでは色気が足りないのでワンポイント追加。
以前は裏から赤と塗装しゼッケンスペースにしていたスクリーン。
今回は表から塩ビシート施工です。
元々、参考にされたイメージ車両が有りますので、
シートのパターンはそれに準じるように。
週末の岡山国際、こちらはモトレボリューションに参戦。
MFJ公認承認レース初デビューされます!
白ゼッケンにした理由は、分かる方には分かりますよね。
モトレボのゼッケン色では無くST600の色です。
来年へのステップとなるべく、今回の参戦が実りのあるレースとなりますように!
御武運お祈りしています!
皆様、毎度のご依頼誠に有難う御座います!
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