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GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作

追記です。下記掲載画像・修復作業を施したオーナー様より「テールカウルとの隙間が少ない」とのご報告を頂きました。
目安の線は御座いますが、最終的には現物合わせでの装着をお願い致します。
高さが異なる場合[削り込む・エポキシパテ等で盛り上げる等]現物合わせでの装着を宜しくお願い致します。



装着にスキルが必要な品ですが、現在ヤフオクにて代理出品中ですのでどうぞ宜しくお願い致します。



これまで、GPZ750・900Rのサイドカバーの取り付け部が損傷している場合、
ゴムに差し込む取り付け「キノコ」部が残っている場合はそれを溶着し補修していましたが、無い場合は他の外装から使えそうな品を移植して作業進めておりました。

こちら私のサイドカバー。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_11563885.jpg


何かの流用です。見た目は汚いですが役には立ちます(笑)



また、装着して使用している際に割れた場合には皆さんボンド等で付けていたかと思いますが、根元が板状で心許なく外れてしまう事が多かったと思います。


こちらも私のサイドカバー。
塗装後折れてしまいましたので、溶着作業で修復しました。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_11582835.jpg


使用に問題は無かったのですが、熱を加える事で表側に「歪み」が発生してしまいました。再塗装はしたくなかったので、慎重に作業したのですが多少出ました。(苦笑)
元々、この部分には歪みが有るのですが塗装前下地処理で歪みは無くして塗装しています。


現在、元の「キノコ」が無い状態で復活の御依頼が有り、流用等で製作するにしても些細な箇所ながら作業時間は結構要しコストも掛かりますので、それならと今後の事も考え補修用「取り付けキノコ」を製作してみました。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_11592026.jpg

レジン製です。基本、仕事として御依頼承った補修作業用ですので、見た目より機能優先しています。


取り付けは接着性・作業性を求め2液性エポキシボンドを使用しています。
ホームセンター等で販売されている接着剤です。


より接着強度を求める場合自動車の板金作業にも使用されるパネルボンドが良いと思いますが高価でもあります。


この部分でお困りの方も多いと思います。
皆様の手助けになればと思い複数製作しましたので販売の予定をしております。



取り付けの際は、先ず折れた部分を平面に削り込みます。
ですが、元々の位置に付いている「円形の成型跡・キノコが付いていた十字の跡」は
位置合わせに使用しますので「跡」が確認出来るようにして下さい。

譲って頂いたS様のサイドカバーが役に立ちました。S様有難う御座います。
スポンジ有りとはかなりの年代モノですね(笑)


そして補修キノコの位置合わせを行います。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_1214096.jpg



補修キノコには位置合わせ用としてエッジを付けております。
そのエッジを元々の取り付け部の跡を利用します。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_1221153.jpg


赤線のように位置を合わせます。

取り付け座面には位置合わせ用の目安として角度を付けております。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_1225341.jpg

あくまでも目安としてご利用下さい。
接着面の確保として座面には適当で申し訳御座いませんが溝を彫っております。


反対側も同様に合わせます。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_1245665.jpg


元々の跡が隠れてしまう場合はこのようにテープ等で確認し易いようにします。


そして最終的な位置合わせを行います。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_12540100.jpg

このように平行になるように。


こちらからの角度も。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_126191.jpg

こちらは純正のキノコの画像です。

座面は角度を付けて2面構成としていますが、あくまでも目安として下さい。


改めて、、掲載画像・修復作業を施したオーナー様より「テールカウルとの隙間が少ない」とのご報告を頂きました。
目安の線は御座いますが、最終的には現物合わせでの装着をお願い致します。
高さが異なる場合[削り込む・エポキシパテ等で盛り上げる等]現物合わせでの装着を宜しくお願い致します。






また、大抵ノーマル状態でテールカウルとの「チリ」は合っていません
折角ですのでコダワリたい方は、上記位置関係をズラす等の作業を行う・補修キノコを削りこむ・テールカウルの取り付けネジ穴の拡大・移動等を組み合わせてご納得いく位置に移設するのが良いです。また、取り付け部のゴムは大抵劣化し硬化していますので、無理な力が加わり破損を避ける意味でも合わせて交換されると良いです。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_1274876.jpg


上掲画像のサイドカバーを使用しています。
こちらの画像の方が、溶着部の熱歪みが分かり易いですね。



取り付け後、塗装作業を進めている状態です。
GPZ750・900R用サイドカバー取り付け部のキノコ製作_e0085968_1282463.jpg



取り付けには多少のスキルも必要ですが、イチから製作するよりも楽に修復出来ます。

如何せん手作りですので品自体は手作り感漂う稚拙な品かも知れませんが、イチから製作するより早く、溶着作業等で修復する場合、再塗装も視野に入れなければならないですが、これが解決してくれます。

肝心の価格ですが、品自体はご覧の通りの品でお安く提供したいのですが、
如何せん生産に至るまでの費用・生産に伴う費用がかさみ1個1500円程度を予定しております。

安定してサイドカバーが取り付け可能になる効用が得られる御代として評価して頂ければ幸いです。


製作型の問題で限定販売を予定しております。
ヤフオクでの委託限定販売・店頭での限定販売の予定です。
また、取り付け作業もサイドカバーの状態によりますので一箇所¥3000~で承ります。

どうぞ宜しくお願い致します。
by os_design | 2012-07-23 12:13 | GPZ-Rサイドカバー取付補修品

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